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明治神宮 清正井~名水編~

全国の名湧水をご紹介する名水さんぽのコーナー

明治神宮 清正井~名水編~

第2回目は、東京都(東京の名湧水選定委員会)が2003年に選定した 東京の名湧水57選の中から、渋谷区の明治神宮御苑内にある「清正井(きよまさのいど)」をご紹介します。

明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りするために創建された神社です。
明治45年に明治天皇、大正3年に昭憲皇太后が崩御されると、国民からご神霊をお祀りしたいとの声が上がり、大正9年に縁の深い代々木の地にご鎮座となりました。

社殿を取り囲む大きな森は、神宮が創建されたときに、全国から献木されたおよそ10万本を植栽した人工林です。
その面積は70万平方メートル(東京ドーム約15個分!)。
大正4年に150年の変移を予想し「永遠の森」を目指して造成を始めたとおり、まるでずっとそこにあったような豊かな森に成長し、国民の祈りの場所、都民の憩いの場所として親しまれています。
外国の方もたくさんいらっしゃいました。

今回ご紹介する「清正井」は、安土桃山・江戸初期の武将「加藤清正」が掘ったとされている「湧水の井戸」です。
清正井

毎分60リットルもの水量があり、水温は常に13~15℃。
気温10℃前後の今の季節だと、少し温かく感じます。
水質としては飲料にもできるくらい綺麗なお水らしいのですが、自然の中にあるため飲用は禁止されています。
普通の井戸は竪(たて)井戸といい、下から湧いてくるのが通常ですが、「清正井」は横井戸。
水源は現在の社殿の地下水、それが自然の水路に流れて、井戸の上方斜面から井戸に湧出するという珍しい形態です。
(井戸は周りより低い位置にあるので、とても不思議な感じがします。)

「清正井」から流れ出た湧水は、通常「南池」に流れ込みます。
5月下旬から6月中旬までは、明治天皇が昭憲皇太后のために植えさせた150種もの花菖蒲が咲き誇る菖蒲田を潤します。
花菖蒲は一気に咲くことなく、順番に咲いていくので、1ヵ月くらいはいづれかの種類が楽しめるとのことです。

花菖蒲 菖蒲田

©明治神宮

「代々木の杜」には、多種多様な草花が咲き、野鳥や昆虫も集まるため、その自然に魅せられたアマチュアカメラマンの方々も季節の移り変わりを楽しまれています。
野鳥があまり警戒せず、近くで写真を撮らせてくれます。

今回は南参道から参拝しました。
鳥居をくぐり目の前に広がる荘厳な鎮守の杜、一瞬にして都会の喧騒をかき消します。
冬の寒い空気とはまた違う、ピンと張った澄んだ空気。
心が浄化されて神聖な気持ちになる「代々木の杜」一帯がパワースポットなのだとわかりました。

「代々木の杜」全体がおさんぽスポットなのですが、西参道を抜けたところにもオススメスポットがありましたので、次回のおさんぽ編でご紹介いたします♪

[住所]
東京都渋谷区代々木神園町1-1

[交通案内]
・原宿口<南口>
JR山手線「原宿」駅
東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅
・代々木口<北口>
JR山手線「代々木」駅
都営地下鉄大江戸線「代々木」駅
東京メトロ副都心線「北参道」駅
・参宮橋口<西口>
小田急線「参宮橋」駅