熱中症対策

01 熱中症とは?

熱中症ってなに?

人の身体は、常に熱を作り出す一方、汗をかいたり、皮膚から熱を逃がすことで、体温の上昇を抑えています。
このような体温の調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することで熱中症は起こります。

POINT!
なりやすいのは、高齢者と子ども。

こんな症状に注意!

頭痛やめまい、吐き気、立ちくらみ、倦怠感などがあげられます。また、暑い場所にいるにもかかわらず全く汗をかかなくなったり、皮膚が乾燥したり、触るととても熱をもっていたりしたら危険信号。
意識に障害がでることもあります。

POINT!
少しでも症状を感じたら、休息と水分補給。

自然の恵みそのままの「天然水」 クリティア25 詳細はこちら

02 熱中症を予防しよう

水分補給と塩分摂取をこまめに

コップ1杯程度(約150cc)の冷たい水分(5~15℃程度)を
こまめに補給しましょう。
また、汗をかいたときには、梅干しやおせんべいなどで
塩分の補給も忘れずに。

POINT!
お出かけ前に、
まず一杯。

急激な気候の変化や温度差に注意

梅雨の合間に突然気温が上がった日、エアコンの効いた
室内に長時間滞在する場合など、温度差の激しい環境には
注意しましょう。

POINT!
急に暑くなる日は、
身体が暑さに慣れていないので
要注意。

涼しい服装と帽子

体内に熱がこもらないよう、
通気性や吸水性が優れた素材の下着や服装を心がけましょう。
外出時には、帽子の着用も忘れずに。

POINT!
日傘や帽子で、
後頭部を直射日光から
守るように。

アイス3DタオルMサイズ

顔が赤く汗をたくさん
かいていたら涼しい場所へ

運動や遊びに夢中になっているときは特に注意。
自分自身の状態はもちろん、周囲でも、
症状に気づいたら声をかけあう配慮をしましょう。

POINT!
スポーツ中は、個人の
条件や運動次第で、
いつでもなることがあります。

袋を強くたたけば、瞬時に0度以下に!

疲れているときには
外出を控えましょう

規則正しい生活を心がけ、風邪などで体調の
すぐれないときには、炎天下の外出を
控えるようにしましょう

POINT!
寝不足で、身体が疲れていると、
熱中症の危険が高くなります。

アイス3Dタオル Mサイズ

水にぬらすだけで冷たくなり、1~4時間ほど冷感効果が持続。首に巻くのはもちろん、吸水性が良いので汗ふきタオルにも◎。選べる8色(グリーン、イエロー、オレンジ、ホワイト、ブルー、ターコイズ、パープル、ピンク)展開。Mサイズ:約14×68㎝ 798円/快眠日和(竹内毛織) 0725-21-9001

瞬間冷却剤(24袋入り)

室温25℃の場合で約30~50分間使用可能。一気に冷えるので、熱中症の応急処置にも効果的。使用後も冷凍庫に入れて凍らせれば、保冷剤としての再利用も可。サイズ(1袋):約10.5×16.7㎝ 3,631円/ミドリ安全 0120-310-355

03 熱中症になったら

涼しい場所へ移動

外ならば、風通しの良い涼しい木陰に。室内であればクーラーの
効いた涼しい部屋で横になります。可能であれば、足を高くしましょう。

POINT!
ひと涼みできそうな場所をあらかじめ
チェックしておくことも大切

体を冷やす

首の前部分、脇の下、足の付け根などリンパ節のある部位を中心に
体を冷やす。保冷剤やペットボトル、缶ジュースなどをタオルにくるんで当ててもよいでしょう

POINT!
できる限り早く体温を下げるのが大切!

ウォータークールスカーフ 詳細はこちら

衣類をゆるめて休む

熱の放散を促すために、衣類をゆるめます。シャツのボタン、ベルト、靴下など、体を締め付けているものをはずします。

POINT!
体から熱を逃がすため、
服は脱げるだけ脱ぎましょう。

水分を補給する

冷えた水を自分で飲むように促しましょう。
自分の意思で飲めれば軽症ですが、自分で飲めない場合は、
意識障害の可能性もあるので、すぐに病院へ!

POINT!
汗を大量にかいた場合には、
スポーツドリンクや経口補水液などが最適

04 子供の兆候に気をつけよう

汗腺が未発達でうまく
体温調整ができない乳幼児は特に注意!

言葉を話せない赤ちゃんは、お母さんが状態をしっかりと
チェックしてあげることが大事です。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、地面に近い分、
ベビーカーを押しているママよりも、
体感温度は3~4℃上昇しています。
また、抱っこひもの中にいる赤ちゃんは、
熱がこもりやすいので、通気性には気をつけましょう。

POINT!
こんな症状に注意!
  • ・顔の皮膚が赤く、熱い
  • ・顔色が悪く、脈が弱い
  • ・元気がなく、なんとなく不機嫌
  • ・尿や汗の量が少ない
  • ・泣き声がか弱い

05 5つの声かけ

温度に気をくばろう

暑さに敏感になりましょう。
からだで感じる暑さと実際の
気温は異なることがあります。

飲み物を持ち歩こう

熱中症予防には水分補給が肝心です。
いつでもどこでも水分補給ができるように、
飲み物を持ち歩きましょう。

休息をとろう

夏に頑張りすぎは禁物です。
疲れてる時は熱中症にかかりやすいので、
休息をとるようにしましょう。

栄養をとろう

きちんと食事をとることも
熱中症予防になります。

声をかけ合おう

体力がないお年寄りや子どもは、
熱中症にかかりやすいです。

みんなで飲もう!水分補給はクリティアの天然水で!

お話を伺ったのは...

聖徳大学児童学部児童学科
宮川 三平 教授

医学博士/一般社団法人日本小児東洋医学会理事。聖徳大学で通信教育部長。
日本小児東洋医学会の事務局長として、子どもの漢方治療についての普及、啓蒙活動にも注力している。
著書に『わかりやすい子どもの保険』(文化書房博文社)などがある。